広 野 町
地元の大人、子ども、 町ぐるみの協力に 熱意と温かさ感じる。 |
温暖な気候から春が訪れるのが早く「東北に春を告げる町」とも呼ばれている広野町では、十四人が五組に分かれて町内各地を撮影。
町民の憩いの場、二ツ沼公園をロケ地に選んだ『サブカル男とメンヘラ女.』は盆踊りを楽しむ人たち、『tsukulu』は笛を奏でる若者を映像に収めました。
広野町サッカー場では『ザ・ビジターズ』がグラフ軸をかたどったパネルを掲げながら、その背景にコートを駆け巡りボールを追い掛ける高校生たちを撮影。
町のランドマークである広野火力発電所の煙突にもレンズを向けました。
『Spark』は、町が童謡「とんぼのめがね」の発祥の地であることから、町が取り組んでいる童謡のまちづくりに着目。
毎年開催されているひろの童謡まつりでは全国から歌詞を公募して曲を付け、童謡を生み出している。
そこで『Spark』も町の魅力いっぱいの童謡を創作して、撮影ではその童謡に地元の子どもたちの歌声をのせた。
『ふたりぼっち』は、町の海岸線に沿って設置されている防災緑地へ向かいました。
同世代同士話し合いながら、若者らしい元気な映像を作り上げていきました。
出演者の広野町盆踊り保存会の渡邉克幸さんは「広野を全国にPRできる機会で嬉しい」と話しました。
撮影が終わると、チームごとに編集作業へ。
それぞれの思いやメッセージを込めた作品作りに取り組んでいました。
参加者の一人で、地域創生を学ぶ龍谷大四年の野上萌さんは「広野町は、童心に帰るほど自然豊かで解放感がある魅力的なところ。童謡をテーマにしたまちづくりも興味をもった」と語りました。
大阪府出身で映像会社に勤務する会社員の杉若國太郎さんは「町全体の協力のおかげで、スムーズに撮影を進めることができた。地元の方たちの心の温かさを感じられて嬉しかった」と振り返った。
広野町での様子
広野町での様子 当日
ザ・ビジターズ 「統計でみる広野町」 |
Spark 「トンネルくぐれば。」 |
サブカル男とメンヘラ女. 「復興の先へ進む町、広野町。」 |
ふたりぼっち 「ヒーローのまち」 |
tsukulu 「たんたんぺろぺろ?」 |