魅力発信事業
 クリエイティブサマーキャンプは、クリエイティブな力で日本の魅力を海外に発信するmy Japanが開催している若手クリエイター対象の夏のキャンププログラムです。
 2017年のコースは、東日本大震災及び福島第一原発事故からの復興を目指す被災12市町村の南相馬市、広野町、川内村で開催されました。
 クリエイティブ業界の最前線で活躍する講師の方々と共に、3人1組で1泊2日の視察、2泊3日の撮影・編集を行いました。
 現地で出会った自然や食材の魅力、人を通して感じた文化や習慣をそれぞれ映像作品にし、出来上がった優秀な作品は、昨年までと同様に渋谷のスクランブル交差点で放映されました!
 今年は、NPO法人ドリームサポート福島が情報発信する事業を担います。
 BSを中心としたテレビのCM枠での放映や、新聞・他の媒体での発信により、今の福島、本当の福島を全国へ発信します。
キックオフ記者会見
①キックオフイベント」を開催しました。my Japan及び福島県南相馬市・川内村・広野町が連携してクリエイティブサマーキャンプを取り組むことを発信しました。
記事で配信 新聞広告で発信 CMとして放送 情報番組で発信
②3市町村からのクリエイティブサマーキャンプの参加を通じて町の魅力を発信します。
②クリエイティブサマーキャンプで制作される動画の拡散対象媒体の検討と働きかけをします。
③クリエイティブサマーキャンプのマスコミ広報をします。
魅力発信シンポジウム
④映像を通じた町の魅力発信シンポジウム」を開催します。

 

Creative Summer Camp(クリエイティブサマーキャンプ)とは

 myJapanが主催の若手クリエイターのための映像制作キャンププログラムで、今年で4回目を迎えました。
 3人1組でチームを編成し、地域の魅力をPRするための「30秒CM」を制作するプログラムです。
 実際に現地へ入り、ロケハンやワークショップ、本番撮影を行いました。
クリエイティブ業界の最前線で活躍する講師陣もキャンプに同行し、直接指導をして頂いています。
 現地の方々とコミュニケーションを図りながら地元の人も気付かなかった「良さ」、日本の地域の「今」を世界へ発信していく映像制作キャンププログラムです。
主催:my Japan 協賛:東急電鉄

記念撮影 qr

CSC2017全地域作品はこちらから

最終審査会後、参加者全員が笑顔で記念撮影  

 

今年のクリエイティブサマーキャンプを振り返って

CSC校長 東北新社取締役専務執行役員 CMディレクター 中島 信也

CSC校長 東北新社取締役専務執行役員 CMディレクター 中島信也  今年のクリエイティブサマーキャンプ三地域は目に見えない被害が残り、そこから復興しようとする地域だったので、とてもデリケートな問題を抱えていると感じた。物理的な復興とは違うため、クリエイティブを作る上ではっきりしないし、生活する人がどうやって元気になっていくか、そこに目を付けないと難しかったのではないか。しかし、それぞれが頑張って、魅力あるCMができ上がった。  震災から六年半、福島の印象は子どもたちの声が元気で、何よりもお米がとっても美味しかった。そして地元の方々のたくましさ、エネルギーを感じることができた。

 

主催者代表 my Japan理事長 岡本 俊太郎也

my Japan理事長 岡本俊太郎也  福島県内浜通りの三市町村でクリエイティブサマーキャンプをやることに難しさを感じたが、同じ県であってもそれぞれ違いがあり、最終的に各地域の魅力が伝わる映像ができ上がったので良かった。最優秀賞の『うまみworks』や統計学を映像にした『ザ・ビジターズ』などはアイデアが素晴らしかった。
 福島復興に前向きに進んでいる姿を参加者側も感じ、その姿が映像になった作品が多かった。今回ご協力いただいた関係各位に感謝したい。

 

クリエイティブサマーキャンプ 2017