2nd DAY 「放射線への県内の取り組みについて学ぶ」

震災後の状況報告
県産農林水産物の放射性物質検査見学
除染除去土壌の仮置場見学

住民同士の情報共有の大切さ学ぶ

 二日目は、いわき市の久之浜・大久ふれあい館へ。福島高の参加者が本県の震災後の問題について発表しました。
 併設の資料館では東日本大震災の記録が展示され、参加者は被害の写真などを熱心に見つめていました。末続集会所では福島のエートス・安東量子さんから説明を受け、シイタケの放射性物質検査を見学。地域で農林水産物の放射性物質を測定し、情報を共有する大切さを学びました。
 その後、市内の北部衛生センターで除染により発生した除去土壌などの仮置場の徹底した保管と管理状況を聞き、続いて楢葉・広野町にまたがるJヴィレッジを訪れました。福島第一原子力発電所の廃炉の説明があり、東京電力福島復興本社代表の石崎芳行さんは「実際に見たことや学んだことを自らで判断し発信してほしい」と呼び掛けました。
 南相馬市では、福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授の石井秀樹さんが今年から作付けを開始したトウモロコシ畑を解説。参加者は農地の循環利用の取り組みに理解を深めました。

2日目1  久之浜・大久ふれあい館の資料館で震災当時の様子を学びました
 末続集会所で放射性物質検査の説明を熱心に聞きました 2日目2

2nd DAY 福島-浜通り-で