4th DAY 「農作物の安全と、福島市の歴史・文化の魅力に触れる」

避難指示解除で帰還することについて討論
果樹園見学・桃の収穫体験
足湯、福島の夏祭り体験

研究内容紹介し、意見出し合う

 四日目は、福島市の福島高で始まった。始めに戸山高が「宇宙から降り注ぐ放射線」、次に福島高が個人線量計を使った調査について、研究内容を紹介した。続いて、「原発事故後、線量が低くなった古里に帰還し、生活していくことはYESかNOか」というテーマでディスカッションが行われ、生徒たちは学校ごとに分かれて意見を出し合った。
 飯坂町の安斎果樹園に移動し桃狩りを体験。同果樹園代表取締役の安斎忠幸さんから風評被害を受けた農家の思いやこれからの展望を聞いたあと、色鮮やかに実った旬の品種あかつきを収穫。果汁たっぷりの桃に笑顔でかじりついていた。その後、飯坂町の飯坂学習センターに移動し、これから食べる県産のキャベツやトウモロコシなどの野菜や福島牛の放射性物質検査を見学し、安全性を確認した。JA全農福島から協賛された検査済みの野菜や福島牛でバーベキューを楽しみ、福島の食を味わった。旧堀切邸では、浪江町から避難した農家、横山浩二さんの体験談を聞き、足湯体験や飯坂小唄を聞いたり日本舞踊の見学をした。

 夏祭り期間中ということもあり、福島市の街中で開かれたわらじまつりを見学。浴衣を着て、踊り流しにも参加した。

 

4日目1

放射性物質を検査し、安全を確認

 

4日目2

 研究内容を紹介、意見を出し合う生徒ら

4日目3

福島の桃の魅力を満喫した桃狩り

4日目4

検査済みの食材でバーベキューを堪能

4th DAY 福島で